スポーツの雑学・豆知識

野球、サッカー、球技、格闘技、その他スポーツについての雑学・うんちく・豆知識・トリビアを集めたサイトです。気になった記事や文章を個人のメモとして投稿しています

ヨーク開成山スタジアム (郡山総合運動場開成山野球場)の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

 

 福島県郡山市の郡山総合運動場内に所在する野球場。現在では主に楽天が主催試合を行う。また、他にも2013・14年に横浜DeNAが監督・中畑清が地元福島県出身であることから、年に1試合主催試合を開催した。

 開場は1952年と古く、過去には日米野球が開催された経緯もある。プロ野球の公式戦も行われていたが、次第に老朽化が進み、1990年のロッテ×西武を最後に一軍公式戦は開催されなくなっていた。

 しばらく試合は開催されていなかったが、2005年に東北楽天が新規参入したのをきっかけに、二軍戦でのみ使用を開始。その反響が大きかった事から球場の改修の話が持ち上がった。
 2010年に改修工事が竣工し、現在の姿に。同年4月には楽天×ロッテの公式戦が20年ぶりに開催された。

 以後も郡山は他県からのアクセスも良好な上、球場も市内中心部に存在するため、改修後は同県内の福島やいわきを上回る一軍公式戦がなされている。

 同敷地で改修を行ったため両翼のサイズが異なっていたり、非常に斬新なデザインの内野スタンドなど、見どころ満載である。また、野球場の改修の良き例として今後の野球場建築に大きな影響を与えそうだ。

 2017年から郡山に本社を置くスーパーのヨークベニマルが命名権を取得し、球場名をヨーク開成山スタジアムとしている。

 

基本情報


■福島県郡山市開成1-5-12
■左翼 100.7m  中堅 122m  右翼 101m
■開場 1952年
■収容 18,200人  

アクセス

 球場のある郡山総合運動場は市内中心部に存在し、JR郡山駅からも一本道でアクセスも非常に便利。

 郡山駅前から福島交通バスに乗り、郡山市役所で下車後徒歩2分(\230)。この道が駅前からのメインストリートのため、各方面のバスが経由し、この区間の運行本数は多い。

 郡山総合運動場の駐車場が448台あるが、プロ野球開催時には関係者専用およびイベントスペースとなるため使用できない。

 周辺のコインパーキングを探すのも良いが、郡山駅前に駐車し、そこから公共交通機関でアクセスするのが賢明。

 

ギャラリー

内野スタンド

 

 フィールドは内野が土、外野は天然芝。内野スタンドは改修された際に二層式となり、収容人数も9,680人から10,074人へとアップ。

 シートは、バックネット裏が1階も2階も背もたれ付きセパレートシートで、一・三塁側スタンドは背もたれなしのセパレートシートという気合の入りよう。ドリンクホルダーも備えておりかなり快適。

 

外野スタンド

 

 レフト側外野スタンド入口。レフト側は入場すると広いスペースがありゆとりがある。また、外野スタンドの最後部通路はそのまま内野スタンドのコンコースと繋がっている構造。

 外野スタンドは全面芝生席で8,126人収容可能。2010年のリニューアルの際に中堅を5m拡張したため、センターに行くにつれてスタンドの傾斜も急になる構造。

 同じ敷地という限られた条件で拡張・改修をしたため、左翼と右翼で非対称になるという歪な形となった。

 また、収容人数も改修前(10,000人)よりも少なくなってしまった。

 

スコアボード

 

  スコアボードは全面フルカラーLED方式。カラーでの表示は勿論、映像を流すことも可能。地方でこれだけの設備は素晴らしいが、特徴もなく個性がないのが残念。 

コンコース

 

 外野スタンドでもライト側のみ、スタンドの後方にスペースがあり売店が並ぶ。レフト側は狭いため売店は内野スタンドとの境目で販売。

 内野のコンコースは1階スタンドの最上段部に設けており、ここに売店が立ち並ぶ。デザインが特徴的な2階スタンドを間接的に照らすことでコンコース全体の照度も保たれている。この辺りのこだわりが非常に美しい。

 ただし、売店が出るスペースはあるものの、全体的に少々狭い。また、支柱がおもむろになっており目障りな感も。スタンドが優れているだけに柱をもう少しデザイン的に上手く収納できなかったのだろうか、非常に惜しい。