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メットライフドーム (西武ドーム)の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

 西武ライオンズの本拠地で、1979年の球団創設と同時に急ピッチで建設が進められた。開業当時は西武ライオンズ球場として長い間営業され、野球以外にもコンサートやイベントなどにも使用されて現在に至る。

 この野球場は地面を掘り下げて作られた珍しい構造で、狭山丘陵の奥地・狭山湖畔に建設されたため、都心にいながら自然の中で観戦できるという特徴がある。

 しかし、隣の狭山湖は知る人ぞ知る人口湖(要は貯水池)でもあり、雨が良く降る地帯であるわけだ。当然ながらこの野球場も毎年雨には悩まされてきたため、ドーム化の構想が浮上。97年オフにドーム建設が始まり、98年のシーズンは半ドーム(観客席のみ屋根がかかる状態)で名称を西武ドームと改める。98年オフに中央部のグラウンド部分の屋根をリフトアップによって全屋根が完成。99年に現在の姿となった。

 2005年からはネーミングライツを導入し、インボイスと契約。また、2007年のシーズンからはグッドウィルとの契約を交わし、二軍も併せて名称変更された。

 しかし、2007年にグッドウィル社が業務停止を受けた事で、西武側に契約解除を申し入れ、2008年シーズンは元の西武ドームへと再呼称変更された。

 

 入場して見ると、掘り下げて造られたこの野球場は、もし初めて来たならば、とても違和感があるかもしれない。通路は外周通路で、スタンドの最上部を外野席から順に高いチケットの方へとランクアップしていく。
 外野席は西武球場時代は天然芝生席で、平日などは柵によって入場禁止となっていたが、ドームになってからは芝も人工芝に張り替えられ、全面開放となった。

 外野上段に長椅子席が4~6段ほど設けられているが、席数がかなり少ないため、すぐ満席となってしまう。応援団はだいたいここに陣取っている。
 毎度毎度外野から観戦しているが、見難いと感じた事はない。前方はフェンスの柵が視界を遮ってしまい、多少見難いかもしれないが、上段に座ればなんとかグラウンドを見渡す事が出来る。

 また、スコアボードも、見えない地帯はごく一部で、外野からではほぼ何処からでも見る事が出来るであろう。

 ちなみに、外周通路が存在するため、立ち見の場合はここから見る形になる。壁によっかかりながら観戦するのもなかなか良いものである。混雑時はこれが二重にも三重にもなったりして大変な事になるので、ゆったりと見たい時は空いてる試合がよい。

 

 ライオンズの本拠地球場という事で、ホームベースの後方には「Lions」の文字が、一塁側ベンチの前にはレオマークが描かれているのも特徴だ。全体的に緑色で統一されていて、周辺の狭山丘陵と違和感なく溶け込むのが狙いだったそうだが、今はドームの屋根によってその効果もなくなってしまった。

 ドームの屋根だが、中から見ると多少なりとも圧迫感を感じる。中央部のテフロン膜の部分は、ナイターでは写真のように違和感なく見えるが、デーゲームでは少し黄色く見え、打球の行方が多少見難くなる。
 屋根が建設されたものの、スタンドとの間には隙間があるので、観戦は外気温と同じ温度で見ることになる。これが意外に厄介で、秋口は寒いし、夏はドーム内に熱がこもって通気性が悪く湿気で暑くなるのだ。
 この屋根の利点は雨による中止がなくなったことくらいで、私個人の意見では他に利点があるとは思えない。西武球場時代の方が夕涼みに来ているような感覚で、趣深かった。

 スコアボードは非常にいい形状をしている。横にこれだけ長いスコアボードはなかなかなく、後に建設された長野オリンピックスタジアムにも同様の形式美を見る事が出来ます。何よりもデザイン的に優れているのはスコアボードを支えている柱の形であろう。非常にスマートなデザインである。
 ドーム化によりこのスコアボードも人工芝も全面的に改修された。フェンスに広告が入ったのもこの時からである。

 ドーム化されたことで、良くなった点、悪くなった点、いろいろあるだろう。「以前は良かった」と嘆くのもいいが、「以前も良かったが、今ももっと良い」と言えるような新しい価値を生み出してもらう事を期待している。

 

 

 

基本情報

 

所在地 埼玉県所沢市上山口 2135
アクセス 西武狭山線・山口線(レオライナー)
「西武球場前」駅下車 徒歩1分
グラウンド 両翼100m 中堅122m
収容人数 35,879人
駐車場 あり(\1,100/日)

 

アクセス

  アクセスは、都心からでも30分程で行ける。最寄の西武球場前駅の改札を降りてからは左手にドームの全容が見えてくる。

 さすがに親会社が西武系なので、試合が開催される日の鉄道の増発ぶりには感心する。試合開始前には池袋、西武新宿の各ターミナルから西武球場前行きの直通列車が運行され、試合後も列車を増発し、大量輸送用に駅で待機してる。野球場の最寄駅が終点というのが最大の利点で、帰りは座って帰れる上に終電の心配をする必要がない。

 都心からは西武池袋線を使うルートと西武新宿線を使うルートの2通りの行き方がある。新宿線からのルートだと運賃は10円安いが、所沢で池袋線に乗り換えなければならない上に時間もかかるので、池袋からのルートをお勧めする。

 上記のルート以外にも、国分寺方面からのルートや、多摩都市モノレールからバスを利用したルートなどもある。 

 球場周辺の店舗はというと、駅前のコンビニam pmしかない。なのでもし入場前に食料調達を済ませたいならば、ここで購入してから入場する、もしくは他の駅で購入してくる事をオススメする。am pmは改札を出て右手に進むとある。

 しかし、試合のある日は私の経験上、相当混む上に既に商品の在庫がないので、心して臨んでほしい(笑)。もし飲み物だけを買いたいのならば、駅改札の売店でも売っている。(一般価格なので、球場の中で買うよりは安い。)

 

 西武ドームの周りには様々な見どころがある。駐車場脇に狭山スキー場という室内スキー場があるが、その建物と併設してライオンズの球団事務所がある。選手はここで毎年契約更改を行っているのでファン必見である。

 また、その中にはライオンズのあゆみコーナーがあり、数々の栄光の歴史が時代を追って閲覧できるようになっている。優勝時のペナントや、ユニフォーム、グローブなどなかなか見ごたえがある。

 また、その奥、建物の一階にはライオンズグッズショップがあり、ほぼ全てのグッズがここで手に入るだろう。試合終了後にグッズをゆっくりと買いたい人にはオススメだ。ただし、こちらでは買う際には、ファンクラブ割引がされないので要注意。
 他にもカレーショップ・シエールや中国料理・獅子などもあり、観戦前後でも楽しんで行く事が可能である。

 西武ドームへは一応駐車場はあるが、試合終了後に周辺道路がかなり混み合うので、電車かバスで来るように球団は呼びかけている。