スポーツの雑学・豆知識

野球、サッカー、球技、格闘技、その他スポーツについての雑学・うんちく・豆知識・トリビアを集めたサイトです。気になった記事や文章を個人のメモとして投稿しています

福山市民球場 (福山竹ヶ端運動公園野球場)の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

 

広島県福山市の竹ヶ端(たけがはな)運動公園内に所在する野球場。正式名称は竹ヶ端運動公園野球場というが、建物やチケット、案内ポスターなどには福山市民球場と記載されている。

地域柄、広島東洋カープが毎年のように試合を開催しており、近年では交流戦にて組まれることが多い。

ネット裏内野席が低く、一層式であるにも拘らず、一・三塁側内野席が二層式になっているのが大きな特徴。

場所は福山市の中心部ではなく、南部の芦田川沿いにある。周辺は郊外の雰囲気で、瀬戸内海も近い。海と山に囲まれた非常に心地の良い野球場だ。

 

基本情報

所在地 広島県福山市水呑町4748
アクセス JR山陽本線「福山」駅より
鞆鉄バス「運動公園」下車1分
グラウンド 両翼90m 中堅120m
収容人数 15,453人
駐車場 あり(無料:竹ヶ端運動公園駐車場)

 

アクセス

 広島県の南東部に位置する福山市は、県庁所在地である広島市からは約100km。同県内でも地理的には端と端である。

 どちらかというと広島市よりも、隣接する岡山県の南部からの影響が強い地域でもある。同じ広島県内でも雰囲気はどちらかと言うと関西よりな雰囲気。

電車・バス

 球場のある竹ヶ端運動公園は市内中心部より南、芦田川の河口に近い場所にある。JR福山駅からは、車で約20分。とても徒歩圏内ではない距離なので、一般的にはバスを利用するのが良いだろう。

 福山駅11番バスのりばから鞆鉄道バスの「運動公園」か「竹ヶ端」行きに乗り、「運動公園」で下車すれば徒歩1分で着く。

 また、試合開催日には臨時シャトルバスが運行され、外野入場口の前に停まる。運賃は一般・臨時ともに370円だ。 

自動車

 駐車場はきちんと確保されており、無料。大概のアクセスはマイカーが多いようだ。

 帰路は芦田川沿いの道路が大変混雑するので注意が必要。

 正式にはこの球場は竹ヶ端運動公園野球場というが、チケットを見ても建物の正面に行っても福山市民球場と記載されている。

 建物自体はどこか地方の小学校のような造りで、2階にコンコースがある。小学校の教室のバルコニーのようで滑稽な造りだ。

 

ギャラリー

チケット販売

 内野席の当日券は、ちょうどそのバルコニーの下で販売される。

 ちなみに球場正面の球場名の横に薔薇のマークがある。一番目立つスコアボードの下にも"ばらのまち福山"とある。 どうやら福山市の県花は薔薇のようだ。5年に一度、福山ばら祭が開催されるほどらしい。

 

対して、外野席の入口はというと、センターバックスクリーン裏の入場ゲート1箇所からのみだ。

ライト側とレフト側で別々に並ぶものの、入口は1箇所なのでチケットを切られれば、あとは中で一緒。

冷静に考えれば、空いている方に並んだ方が賢明だろう。ファン同士のトラブルのないようにすれば問題はない。

ところで、並んではみたものの、チケット売場がない。
順番待ちをしていたファンの中にも、警備員にチケット売場の場所を聞く輩が多くいる。
すると隣接する陸上競技場の方から一台の軽バンがやってきた。なんと当日券はこの軽バンにて販売するらしい。


中に2人ほど係員が乗り合わせ、後席の窓を開けてチケットを売り始めた。
傍から見たら何があるのかと思うような光景である。

しかも、「当日券売場」と印刷した紙を車の外に張ってあるだけなので、雨が降った際には紙がグショグショになってしまう。

これも地方ならではの光景だ。

内野スタンド

 

 ネット裏内野席は一層式のため、入場口から観客席へ直結している。観客席まで昇ったところの入口に、組み立て式の椅子と机を構えてチケットを切っていた。

 対して、一・三塁側の内野席は二層式のため、ネット裏よりも立派なもの。入場口は外側の階段を昇ったところにある。

 ちなみに、こちらにはコンコースには売店もある。どちらかというと施設面ではネット裏よりも充実している感がある。

 この球場で特徴的なのは、同じ内野席でもネット裏と一・三塁側とを行き来をする事ができない事だ。そのため、入場口がそれぞれ別々に存在するのだ。

 要は外野席を入れると全部で3ブロックの観客席がある事になる。

フィールドは内野は土、外野は天然芝。特に福山を現す表記などは無い。

スタンドはネット裏のみ背もたれつきで、それ以外の内野席は長椅子席というオーソドックな地方球場スタイル。

屋根なども無く、内野にしては非常に簡素な印象。特にネット裏内野席は規模が小さいので、こじんまりとまとまっている感がある。

料金設定はネット裏Aが3,800円、ネット裏Bが3,600円、内野Aが3,300円、内野Bが2,800円と全体的に高い設定。

その点、外野は1,500円なので、案の定内野はほぼガラガラ、外野は超満員の状態。内野が外野の倍の値段であれば敬遠するのもうなずける。

2階席はフェンスも高くなく、なかなか見やすい。

1階席は、多少フェンスが視界を遮るが、ブルペンが目の前なのでなかなか迫力があり別の楽しみ方が出来そうだ。

ちなみに、すぐ傍らが芦田川の土手という事は先程も述べたが、ライトスタンドから対岸の三塁側内野席を見ると、ちょうど1階席と2階席の間に土手の上の道路を走る車が見える。
数々の球場を見てきたが、こんな光景は初めてだっただけに驚愕した。

 

 

外野スタンド

 

 

外野席は全面天然芝生席。結構なキャパを持っているので、奥行きも広々としている。

通路が最前列と最後列にある。非常に狭い通路なので、一方通行がやっとぐらいだ。

2002年に内外野ともにフェンスの嵩上げ工事がされた。
これは安全性の確保と、狭い球場でのHR対策もあるが、一番は観客の乱入防止でもあるという。

福山では毎年公式戦が行われる度に観客がグラウンドに乱入する騒ぎが起きていた。

地方球場ではありがちな事ではあるが、フェンスの嵩上げで少しは予防に繋がっているようだ。

フェンスが高いため、前席では多少見難いが、大方の席からはスコアボードも良く見え、決して視界の悪い球場ではない。

また、驚いた事に、芝生席の芝が非常に綺麗であった。なかなかここまで管理が行き届いていないケースが良くあるが、芝の長さや育成などもきちんとされていた。立派な事である。

また感心した事に、トイレがセンターとポール際にそれぞれ存在している。小さなことではあるが、とても重要だ。地方球場ではセンターに1箇所なんていう事も少なくない。

特に女子トイレはどこの球場へ行っても長蛇の列を成すため、多ければ多いほど良いであろう。

売店はバックスクリーン裏にある。うどんや牛串などを販売していた。どの商品も地方球場にしては絶品だ。

余談だが、見渡して中でも一際目に付いたのは「ジャンボとうもろこし」なるもの。
開門前に中を覗いた際にはメニューとして載っていたが、開門30分前位になったらいつの間にやらメニューから外されていた。

「ジャンボ」と謳うだけあって、そんなに大きなとうもろこしがあるのだろうか。普通のとうもろこしとは何が違うのだろうか。

実際買って確かめたかったが、結局野望は幻になってしまった。翌年来てもまた販売するのなら絶対に買うのだが。

スコアボード

 

 

スコアボードはこれまたオーソドックスな形で、中央に高校野球の予選などで使われる試合結果の表示が可能となっている。

スコアボード下部には「ばらのまち福山」と記載されている。

全体的には、非常にオーソドックスな地方球場といった感じで、地域柄や組まれるカード的にもこのキャパでジャストサイズであろう。

巷では、ファンのマナーの悪い球場としても名高い球場。是非ともそれを払拭して、毎年定期的に開催できる球場となって欲しい。

年によっては組まれるのがオープン戦のみというケースもあるが、公式戦で芝生が綺麗な時期に行くのがおススメだ。

ナイター終了時にもシャトルバスがあるので問題はない。

最後に、マイカーで帰路につく際には、帰り道が土手の上の道1本しかない為、大渋滞を覚悟で!