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しまなみ球場 (県立びんご運動公園野球場)の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

広島県尾道市に所在する野球場。正式にはびんご運動公園野球場という。

"しまなみ球場"とは愛称で、一般公募された。"しまなみ"とは近くの瀬戸内海の"島並"の事で、他にも尾道を基点としている道路・西瀬戸自動車道もしまなみ海道と呼ばれている。

開場は2002年。広島東洋カープが毎年定期的に試合を開催しているほか、高校野球にもよく使用されている。

設計は、甲子園球場を基にされた。その為、両翼・中堅は同サイズである上に、ファールグラウンドや外野の膨らみも全く同じ。

近年に完成した野球場だけあり、非常に綺麗な野球場。バリアフリーにも対応しており、今後が楽しみだ。

 

 

基本情報

 

所在地 広島県尾道市栗原町997
アクセス JR山陽本線「尾道」駅より
中国バス「びんご運動公園」下車
グラウンド 両翼96m 中堅120m
収容人数 16,000人
駐車場 あり(無料)

アクセス

 広島県尾道市は福山市の隣。瀬戸内海に面した場所柄、古くから海との関わりが深い街だ。

 非常に坂の多い街で、映画のロケに使用された事も多く、最近ではロケ地めぐりなどの観光も賑わっている。また2006年に全線開通した西瀬戸自動車道(通称:しまなみ海道)の起点になっていることもあり、非常に瀬戸内海の影響が強い。

電車・バス

  球場自体は新しく、2002年の開場とだけあって、尾道の山の上の方に建設された。市街の中心にあるJR尾道駅よりも山陽新幹線の新尾道駅の方が距離的には近い。

 とは言え、球場まで徒歩では40分ほどかかる距離である。坂の町の山の上にあるため、駅からは軽く登山である。

自動車

 そのためアクセスはマイカーか、駅からバスを使用するのが一般的のようだ。

駐車場は、球場のあるびんご運動公園の駐車場が大量に開放されている(無料)。さすが近年完成した場所だけあり、駐車場の収容台数はしっかり確保されている。

また混乱のないように警備員が入口から中までしっかり配置されている点も素晴らしい。
公園の至る所に駐車場があるので、1つが満車になった時点で次の駐車場を埋めていくといったように、非常に効率が良い。

臨時バスは、JR尾道駅から出ており、山陽新幹線の新尾道駅も経由していくので、他県からの来場者にもありがたい。

バスは尾道駅から所要約20分で270円だ。

球場はちょっとした小高い丘の上にあり、長い階段を昇る。球場名から期待させる瀬戸内海はここからでは全く望めず、むしろ"山並み"球場である。

球場正面横三塁側に当日券売場がある。内野席の入口はネット裏と一・三塁側とで別れており、全部で3箇所ある。別口で車椅子用のスロープも用意されていた。

外野席入口はレフト側とライト側で別々になっており、係員がいるため仮設テントが張られている。
入場口から続くこの通路は、外野席後方で両翼ともに繋がっており、行き来も可能だ。

ギャラリー

内野スタンド

フィールドは内野土、外野天然芝。ナイター設備もあり、照明塔は6基。

スコアボードは流行りの磁気反転式で、ランナーにでた選手名は反転する表示。

内野スタンドはなかなかのキャパ。ネット裏のみ背もたれ付きで、それ以外一・三塁側はベンチシート。

内野自由席のみ二層構造になっており、二階はベンチシート、一階は芝生席になっている。

構造的にはお隣・福山市民球場と似ている。

この内野自由席1階の前にブルペンがあるので、ここはなかなかの特等席でもある。
バリアフリーやシートの間隔など、新しい野球場の長所がよく盛り込まれており、非常に好感が持てる野球場。これからの野球場の見本にしても良いくらいの造りである。

これからの使用が非常に楽しみな野球場だ。

 

外野スタンド

 

 

外野席の売店がレフトスタンド後方にある。

先述の通り、両翼の行き来は可能なので、ライトスタンドの客も売店へはレフトまで来なければならない。

いかにも山を切り裂いた造りのスペースで、ちょっとした広場になっている。(ちなみにライト側後方は、山の斜面が迫ってきており、売店を置くスペースは無い。)

仮設テントが3つと、飲料販売の小さなブースがある。
なかなか食べ物も充実しており、地元のたこ飯の弁当や焼きそばなどが販売されている。

ちなみに、尾道なだけにラーメンを期待していたが「名物・尾道うどん」なるものが販売されていた。いつから尾道の名物はうどんになったのであろうか。

しかもそこの売店の店員曰く、原則客席への持込は禁止との事で、売店横にテーブルが何個か用意されていた。

買った人間はそこで食も済ますという、なんだか球場の中にしては異様な光景である。

 

外野席は天然芝生席で、最後方に4列だけ背もたれつきのシートがある。地方球場にしては珍しい外野指定席として割り当てられている場所で、シートにも一つずつ指定の「指」の字が焼き付けられている。

アクリルのような素材で、あまり座り心地はよろしくは無いが、さすが近代に出来た球場だけあり、シートの前後左右の間隔が狭くなく、非常に良い。

大方の野球場では指定席はスタンドの前列に集められているが、ここでは後方に集められている。自由席の者が必ず立って応援するので落ち着いては見られないと思っていた方がよいだろう。

ちなみに外野自由席が1,500円、外野指定席が1,800円なので、指定分と椅子代で300円と考えれば安い方だろう。

外野席自体のキャパが然程大きくない球場なので、最後部からの観戦でも、もの凄くフェンスが近く感じられる。

芝の管理も行き届いている上に、客席の傾斜などもちょうどいい緩やかさで、見やすい野球場。

最前列に1箇所と、芝生席と指定席の間に1箇所、通路を設けてあるので、行き来も困難ではない。

トイレは常設がセンターに1箇所、仮設トイレがセンターとレフトの売店横にそれぞれ設けられている。

さすがに数が少ない感は否めないが、このように予め対策を練ってあった事に非常に感心する。他の地方球場では対策すら施していない事も多い。

スコアボード