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レクザムスタジアム (香川県営野球場)の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

 

正式名称は香川県営野球場。高松といえば讃岐うどんだが、その讃岐うどんのセルフ売店が球場内に存在する野球場が全国にただ一つ、ここにある。

松山や倉敷などで球場に愛称をつける事が一種の流行になっていた際に香川県でも名称を募集。県の小豆島の特産品でもあるオリーブにあやかって2000年にオリーブスタジアムと名付けられた。

その後2007年、ネーミングライツにより地元高松が本社である穴吹工務店が契約。マンション名の「サーパス」を使用したサーパススタジアムと変更された。

その後2009年に穴吹工務店が経営破綻した関係で、命名権も更新せず契約満了。県が新たに募集し、レクザム社(大阪府)が応募。2010年より名称をレクザムスタジアムとした。

開場は1982年。1993年の国体に合わせてナイター設備やスコアボードの改修を行い、当時四国内で唯一ナイター開催が可能な野球場であった。

現在ではプロ野球のオープン戦が行われるほか、四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズの本拠地として使用されており、使用頻度は高くなっている。

瀬戸内海に面しており、周囲を山と海に囲まれたロケーションが絵になる野球場。まさに自然の中の野球場だ。

 

基本情報

 

所在地 香川県高松市生島町614
アクセス JR予讃線 高徳線
「高松」駅よりシャトルバス
グラウンド 両翼96m 中堅122m
収容人数 22,000人
駐車場 無料(香川県総合運動公園駐車場)

アクセス

電車・バス

 

 JR岡山駅から快速マリンライナーで約1時間。讃岐の国・高松へは本州からでも瀬戸大橋の恩恵でぐっと近く感じる。

 球場のある総合運動公園は高松駅から西側、車で約20分の距離。プロ野球やアイランドリーグ開催日にはJR高松駅からシャトルバスが運行される。高松駅前バスターミナルの14番乗場から発車しており、運賃は大人300円。

 通常は高松駅前からコトデンバスに乗って総合運動公園前まで行くルートだが、この場合の運賃が500円である事を考えるとシャトルバスはお得な価格設定になっているようだ。

試合開催日にはJR高松駅からシャトルバスが運行される。約20分で300円。

自動車

駐車料金も無料で、係員が手際よく整理していたのには非常に気持ちが良く感心した。

定期的に試合を開催している分、慣れているのもあるのかもしれないが、なかなか地方球場でこれだけの整理が出来る球場は少ない。

 また、大概の球場ではたとえ試合前に警備員がいる場合でも、試合終了後は放ったらかしになっているケースが多いが、ここでは最後まできちんと整理員が誘導をしていた。

 そのため、球場を後にする際の渋滞も最低限に抑えられていたし、順序良く誘導されるので気持ちよく帰れる。素晴らしい管理体制であった。  

ギャラリー

 周囲を山々に囲まれているので、自然の中にそのまま共存しているかのような雰囲気がたまらない。

 照明塔は全部で6基。ただ、アイランドリーグの試合をナイターで行う際には、ライト側の1基のみ点灯しないようにしているらしい。というのも、ライト側の1基のみが海側に向かって点灯しているため、漁港へ配慮しての事らしい。こうしたローカルルールを知る事も地方球場の楽しみだ。

 

内野スタンド

 

フィールドは内野が土で外野が天然芝。

内野席のシートは外野寄りの上段部を除きほとんどが背もたれ付きシート。全体をグリーンとオレンジで色分けしている。

スタンドはバックスタンドから外野に向かって、徐々に稜線が下がってくるというスタイル。

最上段には屋根も付いていて、スタンドの形に合わせた美しさも兼ね備えており、球場全体の中に見事に溶け込んでいる。

外野スタンド

外野スタンドの入口はバックスクリーン裏の一箇所からのみ。ライト側もレフト側も一列に並ばすので、開門前は三塁側内野スタンドの方まで列ができる。

最後列にきちんと通路と呼べる通路が設けてあり、その後方はタダ見をしないように垣根にて場外と仕切られている。その垣根がまたこの球場と調和が取れていて美しい。 

外野スタンドは全面天然芝生席で、思った以上に奥行きがあり広い。傾斜も観戦にはちょうど良く、とても心地が良い。

スピーカーも外野席各所にきちんと設置されており、場内アナウンスもきちんと聞き取れる。地方球場の中でもレベルの高いことが伺える。

またトイレも、バックスクリーン下に常設のものがある上に、必ず込み合う女性用トイレを、仮設でそれぞれ設けて対策を取っていた。

売店は飲食物の販売はあるものの、ビール・ジュースとおつまみ程度しか販売されていない。

その横で、間に合わせに急遽仕入れたような感のあるカップ麺が販売されていた。

もちろんカップ麺購入者用にお湯も提供。

しかし、外野では食べ物がこれしか販売されていないので、当然の事ながら客はこれを購入する事に集中する次第で、試合開始前には既に完売していた。

売店の店員が試合中、手持ち無沙汰になっている様子が非常に滑稽である。

スコアボード

 

スコアボードは1993年に改修されたもので、パネル式のものから磁気反転式のものに変更された。球速表示も可能。

外国人選手などの片仮名4文字を記載するのが困難なようで、やけに短い表示になってしまう。

スコアボードの色が件の特産品でもあるオリーブ色であるのは偶然なのか必然なのだろうか。

また、海のそばである故に、風がものすごい野球場でもある。打球が風に左右されるので、選手には風の計算も試される野球場だろう。

コンコース

 

内野コンコースは広々としており、売店が出ていても全く邪魔にならない。スタンドの支柱が斜めに球場を囲んでおり解放的だ。

この球場の一番の名所が、セルフうどんのコーナー。讃岐うどんで有名な高松だけに、なんと野球場の売店にもセルフうどんが存在するのだ。

かけうどん270円、海老天うどん370円、カレーうどん420円、きつねうどん370円。香川県内では高値な方であろうが、球場グルメの中では全体的に見ても破格の安さだ。

さすがは高松、セルフうどんコーナーが存在!自分で麺を湯がくスタイルで、天かす・ネギはもちろん入れ放題。

(※残念なことに2012年のオープン戦時にはセルフの売店は開けず、同じ場所で店員が作るうどんを販売していた。)