スポーツの雑学・豆知識

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北九州市民球場の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

福岡県北九州市に所在する球場で、福岡ソフトバンクホークスの準本拠地。近年では年に2試合程度開催される。

1958年の開場で、当初は小倉球場といった。福岡・平和台球場に本拠地を置いていた西鉄ライオンズの準本拠地で、年間20試合ほども開催されていた経緯がある。

1978年にライオンズは西武に買収され埼玉に移転したが、1988年にホークスを買収したダイエーが平和台に移転してきた事で、同時にここがかつてと同じように準本拠地扱いとなった。その際に球場も改修工事が行われ、名称も小倉球場から現名称へと変更された。

球場の造りは昭和の球場の雰囲気たっぷりで、非常に趣がある。正面スタンドの雰囲気や照明塔、スタンドの造りなどは今はなき平和台球場に非常によく似ており、当時を髣髴とさせるものがある。平和台球場は遺跡の発掘によって48年で解体しまい、今となってはその歴史はこちらの方が上回ってしまった格好だ。

また、市街地の真ん中に立地する雰囲気などは、かつての川崎や藤井寺の雰囲気にも通ずるものがある。50年以上経過した現在でも新球場などの建設に至らずにそれを味わえるのは、行政の資金不足などが要因としてあるものの、ほとんど奇跡に近い。いつまでも昭和の野球場の雰囲気をこの状態で残しておいてもらいたいものだ。 

基本情報

 ■福岡県北九州市小倉北区三萩野2-10-1
■両翼 92m  中堅 119m
■開場 1958年
■収容 18,760人

アクセス

電車・バス

小倉にはかつて市内を西鉄の路面電車が運行していたが、現在では廃止されモノレールが輸送機関の一躍を担う。球場の最寄駅もその北九州モノレールの香春口三萩野駅。ターミナルの小倉駅から3駅で約4分(\190)と近い。

下車後は球場まで徒歩で約15分必要だが、途中にコンビニなど商店も多くあるので、買い出しをするにも便利なアクセス。

駅から歩く事を考えると、球場の目の前に発着するバスを利用するのも便利。 

小倉駅前のバスセンター5番乗場から、西鉄バスの8系統の霧丘行きか9系統の大谷池行きが市民球場を経由する。また、運賃も180円とモノレールよりも安い。  

自動車

球場には駐車場は無いため、公共交通機関を利用するのが妥当。マイカーの場合、民間の駐車場を利用するしかない。

周辺にはコインパーキングなどもあるが、あくまで住宅街にあるごく普通のそれなので、台数など期待はしない方がよいであろう。  

ギャラリー

内野スタンド

 

 フィールドは内野が土で外野が天然芝。ホームベース後方にアルファベットで「KITAKYUSHU」のペイントがある。

バックネット裏のシートは昔ながらの座面・背もたれ固定式で、もはや現代人の体格にはそぐわないほど狭い。前後幅も狭いのでかなり窮屈な観戦になる。 

外野スタンド

 

外野スタンドは7,000人収容。従来はコンクリートの石段席であったが、2013年に改修が行われベンチシートの設置と最高段には柵が設置された。

また、2014年にはフェンスが3.2mから5.2mに嵩上げされた。名目上はホームランの量産防止とのことだが、毎年この球場における悪しき伝統でもあった、スタンドへの観客の乱入の防止にも一役買っている。

スコアボード

 

 バックネット裏にはスコアとカウント表示のみ。記者席もあるが、この日はスタンド内にも仮設で設置されていた。

センタースコアボードは電光式。1999年にパネル式から現在のタイプのものに替えられた。選手名表示の箇所にはメッセージも表示可能。

コンコース

名物はまる天うどん。"まる天"とは丸い天ぷらの事。他地域の人間には馴染みがないが、福岡では揚げ蒲鉾の事も"天ぷら"と呼ぶ。

福岡地方独特のコシのない柔らかい麺と、甘めの醤油だし。500円。

内野コンコースには常設売店があるが、コンコース自体が大変狭く、トイレに行く者と一緒になり付近は大変混雑する。

名物のうどんやその他多数の飲食物を扱うが、注目は「めんべい」。博多に本社を置く㈱山口油屋福太郎の商品で、福岡の名物・辛子明太子の味のする煎餅。この煎餅、なかなか美味く酒のつまみにはもってこいなのだが、球場では1つ105円という高額で販売されていた。

※2014年には惜しくも未販売。