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長崎ビッグNスタジアム (長崎県営野球場)の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

 


長崎県のメインスタジアム。元々この場所には1951年に開業した市営の大橋球場が存在し、アマチュア野球をはじめプロ野球の公式戦も開催されてきた。

その後老朽化が進んだため、県に移管して改築する事となり、1997年にリニューアルオープン。九州の中でもトップクラスの収容人数と規模を誇る立派な野球場に生まれ変わった。


ご存知、長崎は1945年8月9日、広島の3日後に原爆が投下された街であるが、爆心地に程近い場所にある事や、球場のすぐ傍に路面電車が走っている事など、広島の旧市民球場と共通する点が多々あるのも興味深い。


球場名は正式には長崎県営野球場というが、「県民の夢を大きく育む」という期待を込めて愛称に"ビッグN"と名付けられた。

2000年には初のオールスターゲームも開催。また、近年では楽天がオープン戦を不定期で開催している。


照明塔が長崎の名所でもある出島の形をイメージしていたり、教会が多い長崎らいアーチを描いた柱の外観など、非常に個性豊かなデザイン。また、正面玄関前には巨大なヘルメットのオブジェがあり、アナハイムのエンゼルスタジアムほどではないものの、なかなかインパクトのある演出。


また、長崎は坂の街でもあり、スタンドからは斜面に並ぶ民家が臨め、一方で外野スタンド後方には夜景で有名な稲佐山も臨める。長崎の魅力が凝縮されたようなロケーションは一見の価値アリ。

 

基本情報

 ■長崎県長崎市松山町2-5
■両翼 99.1m  中堅 122m
■開場 1997年
■収容 25,000人

アクセス

電車・バス

最寄りは長崎電気軌道の大橋電停。長崎駅前からは赤迫方面に乗り約15分。運賃は均一120円。

電停からはJRのガードをくぐると目の前が球場の正面玄関で、徒歩でも1分ほどの近さ。ただ、試合終了後は市内中心部に向かう人で大混雑する上に、路面電車の小型車両のため、なかなか人が捌けない。

JRを利用する人は、浦上駅から徒歩約15分ほど。

 

自動車

 

駐車場は内野スタンドの下に設置されており、地方球場にしてはかなりスマートな設計。154台収容で1日610円。スタンドが屋根の役割も果たしている。

近くに平和公園があるため、満車時でも観光用の民間のコインパーキングなどが多数ある。

また上記の通り、球場は大橋電停のすぐ目の前なので、電車通り沿いの駐車場に停めて、そこから路面電車でアクセスするパークアンドライド方式で行くことも可能。

ギャラリー

内野スタンド

 

 

フィールドは内外野とも全面人工芝で、ホーム後方にはBigNとペイントされている。内野の塁間はアンツーカ色になっているだけで、実際にアンツーカなのはベース付近のみ。

シートはバックネット裏の下段とダグアウト上辺りまでが跳ね上げ式のセパレートシート。バックネット裏の上段と、それ以外の内野スタンドは背もたれなしのセパレートシートとグレード分けされている。スタンドは一層式で、視界を遮るものもなく観戦しやすいが、金網があるのであまり前列の方はおススメできない。

外野スタンド

 

外野スタンドは地方球場としては珍しい全席ロングシート。傾斜も緩やかで観戦はしやすい上にネットも低く大半の席で視界良好。

入口のあるレベルが内野から連続するペデストリアンデッキになっており、スタンドへは最上段から降りて入場する仕組みになっているのも斬新。センター入口前には、歴代の甲子園出場を果たした長崎県の代表校が掲示されているので必見。

 

スコアボード

 

バックネット裏にはカウント表示のほかにスコアボードもあり、速度表示計まである立派なもの。

メインスコアボードは電光式で、審判名表記が野球盤的な図で表記されているのが特徴。左上にはBigNのマークがあしらわれている。

(注:その後2017年にメイン・サブともにLED式のフルハイビジョンに更新) 

コンコース

 

内野コンコースは先述の通り、教会の街長崎らしく教会の柱を模したようなデザイン。これがアーチ状に連続しており非常に美しい。

また、柱に気を取られがちだが、スタンドが屋根の役割も果たしており、装飾が明るい色でもあるため圧迫感や狭い感じがない。


入場後のコンコース部分とは柵で仕切られているが、残念なことに入場後のスペースの方が入場前より狭いのが勿体ない。売店などが通路に出店されると窮屈な一面も。