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藤崎台県営野球場の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

 

熊本県熊本市の熊本城公園内に所在する野球場で、熊本県のメインスタジアム。

球場が所在する藤崎台は熊本城公園の一部で、この場所にはかつて藤崎八幡宮が存在した。神社は西南戦争で焼失したが、その後国体を機に高校野球の試合が開催できる野球場の建設が求められ、ここに設立。以来、プロ野球や高校野球と幅広く使用され、現在まで多くの試合を開催している。

ちなみに城の敷地内に野球場が存在するという事例は、全国的に見ても特に珍しい事ではなかったが、同様であった松山市営球場や平和台球場などが解体された今日となっては貴重な存在だ。

この球場の一番の特徴はメインスタンド前および外野スタンド後方に立つ樹齢約1,000年の巨大なクスノキ群である。このクスノキ群は国の天然記念物に指定されており、球場建設の際にも当然これらを避けて建設された。

レフトスタンドには枝の一部がせり出しているが天然記念物のため、むやみに剪定できないため、打球が当たって跳ね返った場合はインプレー、挟まった場合は本塁打として扱うローカルルールも存在する。

近年ではソフトバンクが鹿児島とセットで九州新幹線シリーズと謳って毎年公式戦を開催している。

 

基本情報

■熊本県熊本市中央区宮内4-1熊本城公園内
■両翼 99.117m  中堅 121.920m
■開場 1960年
■収容 24,000人
 

アクセス

電車・バス

最寄りは熊本市電の蔚山町(うるさんまち)電停で、下車後徒歩10分。電停から球場の照明塔が見えるので、目印となり分かりやすい。

ただし、球場は藤崎台と呼ばれる小高い丘の上にあるため、電車を下車後に軽く山登りを強いられる。この上り坂がかなりの急坂なので、感覚的には10分以上かかる気分。尚、坂を上り始めるとコンビニやスーパーはないので買い出しをするなら麓で買うのが良い。

自動車

野球場の常設駐車場は麓に50台分あり、プロ野球の公式戦が開催される際は臨時駐車場も解放される。

一日500円と安価であるが、周辺道路が狭く混雑は必至。収容台数もかなり少なく限りがあるため、市内の近隣駐車場からアクセスした方が無難。

 

ギャラリー

内野スタンド

 

フィールドは内野が土、外野は天然芝。座席はセパレート式だが、背もたれはなく、若干狭い。

内野正面スタンドは1996年に改装され、この部分のみ屋根付きの新しいスタンドとなっている。バックネットの支柱があり、視界を妨げているのが勿体ない。

 

外野スタンド

 

外野スタンドは全面芝生席。キャパも思った以上に広く、傾斜も緩やかで観戦しやすい。

高台だけにスタンド後方からの眺めが良く、天気の良い日にはライト側に金峰山が望め、森の都・熊本に相応しい景色がこの球場からも堪能できる。

外野スタンドへの入場列は巨大なクスノキ群が生い茂る道に野球ファンが並ぶという異様な光景。中には樹齢約1,000年のクスノキもありその存在感に圧倒される。この外野裏のクスノキの一部はレフトスタンドを覆っており、この部分においては保存の意味もあり立入を制限し観戦禁止区域になっている。

また内野側のクスノキにおいても、1996年の正面スタンドを改装した際に、コンコースが幹を囲うように設計された。このように当球場は全てにおいてクスノキ最優先なのである。

スコアボード

 

スコアボードは2011年に全面フルカラーLED方式に更新された。従来のものもライトスタンド寄りに配置されていたが、クスノキが生い茂る環境上、更新後も同じ場所に配置された。 

コンコース

 

 正面前にクスノキがあり、限りあるスペースの中で改装されたため、新しい割には少々狭いコンコース。展示品にはソフトバンクの選手のサインボールなどを見る事が出来る。

歴史ある野球場ではあるが、改装されてしまったこのスタンドだけはそうも感じられない空間であるのは寂しい。売店が二店舗出るスペースがあるが、如何せん通路が狭く、イニングの合間にはトイレに行くものや喫煙に行く者でごった返す。