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県立鴨池野球場の概要・基本情報・設備を画像つきで紹介

鹿児島県鹿児島市の鴨池公園内に所在する野球場で、鹿児島県のメインスタジアム。

鹿児島市には1928年より市営の鴨池市民球場が存在し、そこでプロ野球の公式戦やキャンプなどが行われていたが、1972年に予定された国体にて本格的な野球場の建設が求められる事となり、市民球場からもほど近い場所に新たに県の野球場を建設。1970年に完成した。

以来、プロ野球の公式戦はこちらの県立野球場で開催されている。なお、先述の鴨池市民球場は現在も健在であり、同じ「鴨池」の付く野球場であるため混同しやすく、場所も近いため注意が必要。

1972年から2007年まではロッテが春季キャンプを行っており、オープン戦も併せて行っていた。しかし、ロッテ側が施設の老朽化や気候条件を理由に2008年より一次キャンプを石垣で行う意向を示したところ、鹿児島市とは事実上決裂。以降、ロッテは石垣にてキャンプを行っている。

公式戦では2011年からソフトバンクが、九州新幹線の開業に合わせて熊本とセットで2連戦を組んでおり、"九州新幹線シリーズ"と銘打って公式戦を行っている。

スタンドからは雄大な桜島を臨めるのが大きな特徴。その反面、火山灰の影響もあり、1978年には予定されていた3試合が降灰のため中止になったこともある。

 

基本情報

 

アクセス

電車・バス

 

球場の所在する鴨池公園は鹿児島市内でも街中にあり、電車・バスともにアクセスが良い。

最寄りは鹿児島市電の郡元電停、もしくは鴨池電停。どちらからも下車後は徒歩10分ほどで変わりはないが、九州新幹線の終点である鹿児島中央駅から市電に乗る際には、2系統の電車のみのため鴨池電停は通らない。また、郡元電停前にはスーパーのダイエーがあるので買い出しにも便利である。

自動車

市が経営する鴨池公園の駐車場があり、普通車364台が駐車可能。1時間100円で利用でき、24時間年中無休。ナイター時にもありがたいシステム。

ただ、鴨池公園内の他の施設用にも兼ねているため、プロ野球開催においては収容台数が少ない。民間のコインパーキングも付近にはあるのでそちらを利用するか、別の場所に停めて市電を利用するのもよい。

 

ギャラリー

内野スタンド

 

フィールドは内野が土で外野が天然芝。市街地の球場らしい風景が広がる中、三塁側スタンド後方に桜島を望めるのが大きな特徴。

スタンドは15,500人収容。正面スタンドのみ二層式になっており、下段席のみ固定式背もたれ付きシートで上段席はセパレート式のシート。その他の内野スタンドはベンチシートで構成されている。

外野スタンド

 

外野スタンドは5,500人を収容。フェンスも低く視界は非常に良い。

スタンドの上半分はコンクリート石段席、下半分は芝生席になっている。最上段の一部が石段席という造りの球場はよくあるが、ここはスタンドのほぼ中央で完全に分けられている。また、石段席の最前部には手すりも設置。

 

スコアボード

 

バックネット裏には上段席と下段席の境にカウント表示と判定表示があるのみ。スコアボードは磁気反転式で、選手名表示のスペースをフリーボードとしても使用が可能。特に特徴もなさそうだが、時計が左端に追いやられているあたりが愛嬌。

ちなみにスコアボード後方に見えるのは鹿児島県庁。

コンコース

トイレは学校のそれのような雰囲気。出口にある洗面台には鏡が3枚あったと思われるが、その内2枚は撤去された跡…。そして放置…。こうしてみると照明も今となってはなかなか見られないデザイン。


1970年開業の球場にしては、所々レトロな雰囲気が漂う。同じ内野でも正面スタンドと一・三塁側スタンドとは完全に隔離されており行き来は不可能。一・三塁側スタンドはスタンドの下部がコンコースになっているおかげで雨天時でも雨を凌げるのが良い。売店などはここに軒を連ねるが、それでも余裕のあるスペースだ。

一方正面スタンドのコンコースは非常に狭く売店などの設置も窮屈であったが、新たに増設された記者席の下が広々としたコンコースになり、常設の売店用のスペースも設置された。