スポーツの雑学・豆知識

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アメリカのマイナーリーグについてシステムを解説

マイナーリーグとは何?

多くの日本人がメジャーリーグへ活躍の場を移すにつれて、徐々に日の目を浴びるようになったマイナーリーグ。マイナー落ちとはいったいどういう事なのか?AAA,AA、マイナーリーグのレベルとはどういう仕組みになってどのように機能しているのか?日本に限らず、本当のマイナーリーグの姿は、アメリカでもあまり知られていません。2年半マイナーリーグベースボールの中に身をおいて、徐々に見えてきたマイナーリーグの真実をお伝えします。

マイナーリーグベースボールのレベル

マイナーリーグには全部で7つレベルがあります。一番上がAAA(トリプルA)、一番下がルーキー(Rookie)になります。表にすると下記のようになります。それぞれのレベルで、いくつかの”リーグ”があります。それぞれのレベルで、各々のリーグはメジャーリーグの承認の下、それぞれ個別に運営しています。すべてのリーグは National Association of Professional Baseball Leagues (アメリカプロ野球リーグ機構とでも訳しましょうか、、、)に属しています。

レベル
リーグ
チーム数
試合数
チーム名*
提携初年度
AAA International League
14
144
Louisville Bats
2000
  Pacific Coast League
16
144
   
  ***Mexican League
16
100
None
N/A
AA Southern League
10
140

Chattanooga Lookouts

1988
  Texas League
8
140
   
  Eastern League
12
140
   
High A Carolina League
8
140
Sarasota Reds
2005
  Carifornia League
10
140
   
  Florida State League
12
140
   
Low A Midwest League
14
140
Dayton Dragons
2000
  South Atlantic League
16
140
   
Short Season A New York-Penn League
14
76
   
  Northwest League
8
76
   
Advanced Rookie Pioneer League
8
68
Billings Mustangs
1974
  Appalachian League
10
76
   
Rookie Gulf Coast League
12
60
GCL Reds
**
  Arizona League
9
56
   

 

*チーム名は、Cincinnati Reds 提携のチーム。
**Rookie レベルはほかのレベルとまったく違う運営がされています。詳しくは、下記の章を参照
***メキシカンリーグはNAPBLに属していて、AAAのレベルとされていますが、それぞれのチームはメジャー30球団とは独立して運営しています。つまり、メジャー30球団のいずれかに所属する選手をメキシカンリーグのチームに送ることは基本的にはできません。(シーズンの初めから最後まで、選手のレンタルという形で送ることはできます。サッカーではよくあるレンタル移籍みたいな物です。)

 

ご覧のとおりCincinnati Reds には、6つのマイナーリーグチームがあります。メジャー30球団のうち、29球団はレッズのように6チームづつ持っています。Metsだけは、7チームあります。ということは、マイナーリーグはメキシカンリーグを除いて全部で181チームあります。

さらに、多くのメジャーチームは、ベネズエラや、ドミニカ共和国にチームを持っていて、若い選手の育成をしています。これらのチームはほかのチームと試合をして、いい成績を収めると、Rookieレベルへと招待されます。

ロスター (Roster)

Major League, AAA and AA

メジャーリーグ、マイナーリーグの選手すべて、いずれかのチームのロスターに所属しなくてはいけません。メジャーリーグのロスターは25人。しかし、9月1日からは、40人まで所属させることができます。(Roster Expansion と呼ばれます。詳しくは後述。)

25人ロスター (25 Men Roster)

メジャーリーグで、毎日プレーするか、ベンチにいる選手は25人ロスターに含まれます。マイナーにいる4000人以上の選手すべての目標はこの25人ロスターに所属することです。この25人ロスターの最低年俸は、300万ドル(約3300万円)です。

40人ロスター (40 Men Roster)

上記の25人を除く15人が、40人ロスターに所属して、マイナーリーグでプレーすることになります。この15人に含まれる選手は、メジャー予備軍もしくは、将来有望な若い選手です。40人ロスターの最低年俸は、40万ドル(約440万円)からスタートします。40人ロスターに所属して2年目、3年目と徐々に上がっていきます。(この40万ドルという最低年俸は、正確ではないかもしれませんが、5万ドルぐらい誤差があるかもしれません。あしからず。)

AAAとAA

AAA、AAは23人。ただし、シーズン最初の1ヶ月と、8月9日以降は24人までOK。選手の年齢、経験に制限はありません。なお、DL(Disable List)に所属する選手は含まれません。AAAの最低月収は2150ドル、AAは1600ドルです。**

High A and Low A

DLに含まれない25人が所属できます。ただし、6年以上マイナーリーグの経験がある選手は二人までしか所属できません。Low Aだとこの制限が6年ではなく、5年になります。HighAの最低月収は1250ドル。LowAだと1150ドル。**

Short Season A*

30人まで所属できますが、試合ごとにそのうち25人しかユニホームを着ることができません。さらに、23歳以上の選手は4人まで。4年以上マイナーリーグの経験がある選手は3人までしかユニホームを着ることができません。ドミニカやベネズエラで過ごした期間はこのマイナーリーグの経験には加算されません。最低月収950ドル**

Advanced Rookie*

35人まで所属可能。そのうち30人が試合ごとにユニホームを着る事ができます。さらに、21歳以上の選手は17人までで、3年以上マイナーリーグの経験がある選手は所属することができない。最低月収900ドル**

Rookie Gulf Coast League*

35人まで所属できて、30人がユニホームを着られます。20歳以上は8人まで。21歳以上は二人まで。2004年にドラフトされる権利があったけどドラフトされなかった選手(フリーエージェント)は4人まで。マイナーリーグの経験は2年まで。ただし、19歳以下の選手は、3年までOK。となっています。レッズの場合1年目のルーキーは月々800ドルぐらいです。**

*ショートシーズンのチームは、年齢制限があるため、大学選手ばかりドラフトしていると、これらのチームのロスターを埋めるのが難しくなります。なので、ドミニカ、ベネズエラからつれてきた若い選手が多くいます。しかし、911以来ドミニカ、ベネズエラから来る選手えのビザの発行が厳しくなっており、ショートシーズンのリーグの年齢制限は実際これよりも緩められています。

**最低月収は、レッズの場合です。この月収はマイナーリーグで保証されている金額と同額か、多少上であると思われます。

ドラフト 

Major League Baseball のドラフトは、毎年6月の第1火曜日と水曜日に行われます。今年は第1火曜日が1日だったのと、全米大学野球選手権がまだ開催中もあって、6月7日と8日になりました。アメリカの学校は8月の終わりか、9月の頭に始まって、5月ごろに終わるので、ドラフトの時期が6月になります。ドラフト順位は、前年の成績が悪いほうから順に15順目までは完全ウエーバー制になっています。16順目から30順目までは全シーズンにフリーエージェントで選手を失ったチームが、フリーエージェントをサインしたチームの順番をもらえるようになっています。1順目のドラフト権を失ったチームは、1順目にまったくドラフトできないわけではなく、2順目の始まる前にsupplemental first round で選手をドラフトします。

フリーエージェントで選手を失うのも、Type Aと、Type Bに分かれており、それによりもらえるドラフトの順番が多少変わります。詳しい順番は、どのように決められるのか、メジャーリーグ機構が決めるわけで、ドラフトするチームも本当にこのルールを理解しているのかわかりません。やたらめったらややこしいルールなので。2004年のドラフトでは、ミネソタツインズがこのSupplemental First Round を含めて、2順目の前に5人もの選手をドラフトすることになっています。日本のように、逆指名などといった巨人のためのドラフト制度はありません。

ドラフトされる権利のある選手は、アメリカ、カナダ、プエルトリコに住むアマチュア選手に限られます。

1.高校を卒業した選手
2.短大(Junior College)の1,2年生
3.4大で3年間プレーした選手。
4.4大で4年間プレーした選手。
5.4大で2年しかプレーしていないが、21歳以上の選手

となっています。

 ドミニカ共和国、ベネズエラ、ブラジルなどに住む選手は、はドラフトしないで、16歳以上ならばチームと契約することができます。ドミニカで契約される選手たちの中には年齢をごまかしている選手が多くいました。同じ才能を持った選手ならば当然若い方が選手としての価値は高いので、選手を発掘したスカウトが兄弟や、いとこの身分証明書を使い2,3歳若い年齢で契約するわけです。しかし911以来、ビザを発証する時の身分証明が厳しくなったので、2003年のシーズンが始まる際に名前が変わって2歳ぐらい年齢が上がった選手がいました。中には5歳も年齢をごまかしている選手もいました。日本でもプレーしたフリオ、フランコが46歳なのか48歳なのか本当のところはわからないというのもこの辺が理由です。

 

ドラフトは50位までありますが、50人ドラフトしなくてもかまいません。しかし、ほとんどのチームが50人ドラフトします。つまり、毎年6月に1500人ものアマチュア選手がドラフトされます。

ドラフトされる資格があって、ドラフトされても、すぐにチームと契約する必要はありません。たとえば、高校卒業してドラフトされたけど、短大に進んで、次の年にドラフトされてもかまいません。ドラフトされてから、次の年のドラフトの2日前までは、ドラフトしたチームとしか契約することはできません。ドラフトされる資格があって、ドラフトされなかったら、フリーエージェントとして、好きなチームと契約することができます。ただし、高校卒業、短大1,2年生、4台3年生の場合、8月に学校が始まった時点でフリーエージェントとして契約することはできなくなり、次の年のドラフトを待つことになります。短大2年を卒業して、4大へ進まない場合は、フリーエージェントになります。フリーエージェントとして、契約されるルーキーはほとんど4大を卒業して、ドラフトされなかった選手です。

高卒でドラフトされたけど、契約しないで4大に進んだら、3年間はドラフトされる資格を得ることができません。短大に進んだら、1年後にまたドラフトされる資格を得ることができます。

ドラフト順位が高ければ高いほど、当然契約金(Signing Bonus)は高くなるわけで、自分はもっと高い順位でドラフトされるべきだと思う選手は、ドラフトされても契約せずに、短大、大学へ進みます。進学した先で前の年よりもいい成績を出せたら、ドラフト順位が上がるかもしれません。けれども、怪我でもしたら、ドラフトされることすら怪しくなってしまいます。大学4年生でドラフトされたら、契約しない限り、プロの選手になるには、次の年のドラフトまで1年間待たなければいけません。

短大1年を終えた時点でドラフトされたけど、ドラフト順位が気に入らないので、2年目も短大でプレーしていい成績を収めたら、次の年のドラフトが行われる1週間前に最初に提示された契約金に上乗せした額で契約したりすることはよくあります。

マイナーリーグフリーエージェント

ドラフトされてからフルシーズンのチームに6年間在籍すると、マイナーリーグのフリーエージェントの資格を得ることができます。それまでは解雇されない限り、ドラフトしたチームがその選手の所有権を持っています。マイナーリーグフリーエージェントの資格を得たあとのオフシーズンからは、好きなチームと契約することができます。マイナーリーグだと、フリーエージェントの契約は通常1年なので、1シーズンごとに契約できるチームを探さなければいけません。AA,AAAぐらいからはマイナーリーグフリーエージェントの選手が増えてきます。これらの選手の年俸はすべてチームとエージェント(代理人)の間の交渉で決定されるので、マイナーリーグでも6ヶ月で40万ドル以上稼ぐ選手などもたくさんいます。

ルール5ドラフト (Rule 5 Draft)

ルール5ドラフトとは、オフシーズンのメジャーリーグウインターミーティング(12月)に行われます。どのようなドラフトかというと、ほかの球団にいるマイナーの選手を条件付で自分のチームに引っ張ってこれるというものです。これにもいろいろ細かいルールがありますが、中でも重要なルールは、

1. 上記の40人ロスターに所属する選手はルール5でドラフトすることはできない。

2. 18歳以下でドラフトされて、契約した選手は、マイナーで4年間プレーするまではドラフトできない。

3. 19歳以上でドラフトされて契約した選手は3年間プレーするまではドラフトできない。

4. ドラフト順位は前年の成績の悪い順で、ナショナルリーグとアメリカンリーグが毎年1番目にドラフトする権利を交代する。

5. メジャーリーグフェイズでドラフトするチームはドラフトされたチームに5万ドル支払わなくてはいけない。

6. メジャーリーグフェイズ - ドラフトして25人ロスターに加えられた選手は、次のシーズン最初から最後まで25人ロスターに所属しなくてはいけない。25人ロスターからこのドラフトした選手をはずす場合は、元のチームに25000ドルと一緒に返却しなくてはいけない。

7. マイナーリーグフェイズ - 他のチームのAAロスターにいる選手をドラフトしたら、自分のチームのAAAロスターに加えなくてはいけなく、ドラフトもとのチームに12000ドル支払う。他のチームのHigh A か Low A ロスターにいる選手をドラフトしたら、自分のチームのAAロスターに加えなくてはいけなく、ドラフト元のチームに4000ドル支払う。マイナーリーグフェイズでドラフトされた選手は、それぞれ加えられたロスターに1年間いなくてもいい。

このルール5ドラフトのため、ウインターミーティングの前にルール5でドラフトされる選手を守るために、本来ならもっと低いレベルのチームに所属するべきの選手をAAAのチームに所属させます。もちろん次のシーズンが始まるときには本来のレベルのチームに戻します。

 

Spring Training (スプリングトレーニング)

メジャーリーグのスプリングトレーニングは、2月中旬に始まります。1年中暖かいアリゾナに12球団(Cactus League)と、フロリダに18球団(Grape Fruit Leagueの2箇所でスプリングトレーニングは始まります。前年からの契約の残っている選手、オフシーズンにフリーエージェントとしてサインした選手。40人ロスターにいる若手の選手、そして、Non-Roster Invitee と呼ばれる、シーズンの始まりに契約される保障はないけれど、スプリングトレーニングの間はチームと合流する選手全部合わせて、50-60人ぐらいで始まります。Non-Roster Invitee(招待選手) は大体メジャーとマイナーを数年間行ったりきたりしている選手か、キャリアも終わりに近いベテラン選手のどちらかです。レッズは毎年多くのNon-Roster Invitee がいて、ほかのチームがあきらめた選手の中から使えるかもしれない可能性に期待を寄せます。といったら聞こえはいいですが、フリーエージェントでいい選手と契約するお金がないので、Non-roster Inviteeの中からメジャーで通用する選手が出てくることを余り期待せずに待っているわけです。

どの球団も2月中旬にスプリングトレーニングが始まります。ピッチャーとキャッチャーが先に始まり、1週間後にほかの選手がやってきます。スプリングトレーニング最初の日は身体検査から始まります。身長、体重から始まり、内科、外科、眼科、歯科、整形外科などチェックします。一番大事なのは整形外科で、特にフリーエージェントでサインしたばかりの選手に、野球に影響のある障害が見つかったりしたら、契約を破棄することもあります。さらに、40メートルスプリント、垂直とび、腹筋テスト、柔軟性、かた、ひじかんせつの可動域や力のテストなどすべての選手を1日がかりでテストします。これで何か問題の見つかった選手はそれを矯正するためのプログラムに組み入れられます。

次の日から全体でも練習が始まります。一日ごと守備練習、連係プレーの確認、サインプレー、バントプレーなどこなしていきます。最後にフリーバッティング(こちではBP-バッティングプラクティスと言います)で野球の練習は終わりです。当然ウエイトトレーニングやコンディショニングもあります。ピッチャーは1日おきにブルペンで10分ほど投げて、徐々に方を慣らしていきます。4,5回ブルペンで投げた後から、実際に打者を相手に投げるようになります。最初の2週間は半日ぐらいで練習が終わってしまいます。今年のレッズのスプリングトレーニングでは、開幕1軍がほぼ決まっている選手たちが午前中、Non-Roster Inviteeが午後と分かれて練習していました。最初の2週間は半日ぐらいしか拘束時間はないので、みんな家族とビーチに行ったり、ゴルフしたり、釣りに時間を費やす選手ばかりです。2週間ほどこの日程をこなしたあとから、スプリングトレーニングの試合が始まります。

大体どこのチームも1,2試合紅白試合をしてから、ほかのチームとの試合を始めます。スプリングトレーニングでさえ、25-28試合ぐらい組まれています。最初のうちは選手の数も多いので、選手も3,4回ぐらいプレーして、どんどん交代していきます。ピッチャーも最初のうちは先発が2回投げて、残りはブルペンが7人1回づつ投げたりします。スプリングトレーニングも広範になると先発が5回ぐらい投げて、シーズンが始まるのに備えます。 マイナーリーグのスプリングトレーニングが始まるころには最初のカットがあります。才能のある若い選手は、メジャーに残れないのがわかっていてもメジャーのスプリングトレーニングに参加しますが、このころに 招待選手で、メジャーに残れなかった選手とともにマイナーに落とされます。

オープン戦は大体午後1時ごろに始まりますが、ヤンキースや、レッドソックス、人気のあるチームがサラソタに来てレッズと試合するときはナイトゲームになります。2年前には松井秀樹がサラソタにやってきて、ダグアウトから試合を見ることができました。日本からの報道陣のために、一塁、三塁側のファールグラウンドが開放されていたのを覚えています。

オープン戦の序盤ではSplit squad と呼ばれる一日に2試合ホームとアウェイで同時進行する日もあります。サラソタでレッズとレッドソックス、レッドソックスのスプリングトレーニング地フォートマイヤースでレッドソックスとレッズと言った具合です。こういう日は当然1軍確実な選手も全員試合に出ることになります。一日1試合しかない日は、1軍確実な選手たちは半分ぐらいが試合に出ません。ケングリフィーなどは、朝来て、練習して、試合が始まるころには帰ってしまいます。Split squad がある日には必ずマイナーから選手が3,4人ほどメジャーのオープン戦に参加します。キャッチャーは必ず声がかかって、メジャーのオープン戦のブルペンキャッチャーを務めます控えの選手は運がよければ最終回に守備だけとか、1回打つチャンスを貰ったりします。メジャーからマイナーに落ちてきたばっかりの選手はロッカールームはマイナーのほうに移るけど、結局毎日メジャーのオープン戦に参加することが多いです。シーズンが始まったら、AAAに行きますが、、、

スプリットスクワッドの場合、メジャーキャンプに参加しているピッチャーは数多くいるので9回まで投げますが、メジャーのポジションが確実な選手は長くても7回ぐらいまでしか試合に出ません。招待選手や控えの人が残りのイニング守備について、9回などバッターはマイナーの選手ばかりです。ホームで試合の場合試合が終わるころにはスターターはシャワーを浴びてとっとと帰ってしまいます。ロードで試合でも近い場合はメジャー急の選手は車に乗っていくので、試合が終わるとバスを待たずにとっとと帰ってしまいます。

先ほど述べたとおり、フロリダでのオープン戦はGrape Fruit Leagueと呼ばれ、フロリダ西海岸をメインに10チーム、東海岸をメインに8チームほどあります。レッドソックスと、ツインズは両方ともFort Myers(フォートマイヤース)にあるため、10分ぐらいで敵地についてしまいます。サラソタからフォートマイヤースはでは1時間15分ほど。西海岸のレッズを除く9チームにはすべて1時間半ぐらいの距離になっています。オープン戦ではほぼ西海岸のチーム相手でしか試合をしません。大体1試合だけ東海岸にいく日があります。去年はオーランドで、アトランタブレーブスが相手でした。

ドジャース、メッツなどは東海岸なので、レッズと試合をすることは過去3年間にはありません。一度は野茂秀樹のトルネード投法を見てみたいのですが、いまだにチャンスがありません。マイナーのスプリングトレーニングが始まってから、3,4日ごとにマイナーのアスレチックトレーナーがメジャーのほうへ手伝いに行きます。メジャーにはフルタイムのアスレチックトレーナーが3人いますが、Non-Roster Invitee を含めると60人の大所帯になるので、マイナーのアスレチックトレーナーがヘルプに行くわけです。ほかのみんなはナイトゲームまで働きたくないので、ヤンキースが来るときにメジャーのヘルプに行かせてくれというと、簡単に行かせてくれます。2004年のスプリングトレーニングでは松井はレッズの試合に来なかったので、見ることはできませんでした。

マイナーリーグスプリングトレーニング

メジャーリーグのスプリングトレーニングが2週間ほど過ぎ、オープン戦が始まるころに、マイナーリーグのスプリングトレーニングも開始します。マイナーリーグも始まりはメジャーと一緒でピッチャーとキャッチャーが先にやってきて、ポジションプレーヤーは1週間後にやってきます。やはり最初の日は身体検査から始まります。実際の練習が始まると最初の10日間ぐらいは基礎練習だけで半日ぐらいで終わってしまいます。10日間ほどの練習、ピッチャーたちはブルペンで投げて、肩がなれてきたらLive BP といって、ケージの中に立っているバッターに対して投球練習を行います。自分たちアスレチックトレーナーにとってはこの辺数日間が一番つらい時期です。なぜかというと、Live BP が45分ほど。続いて、1時間ほどのDead arm BP が続きます。アスレチックトレーナーはただ見ているだけ。水と紙コップの補給がメインの仕事です。3月とはいえ、フロリダは暑いので、脱水症状になってふらふらしているやつが必ず一人か二人いますが。。。

マイナーリーグのスプリングトレーニングは、200人近くいる選手をAAAからLow Aまで4つのチームに分けています。マイナーリーグのフィールドは4つあるので、それぞれのチームにフィールドがひとつづつあるわけです。毎朝その4つのチームに所属する選手全員の名前がロッカールームに張り出されます。シーズン開始が進むにつれて、徐々に上のほうから選手が落ちてきます。選手は下のチームに落ちることはありますが、上に上がることはありません。マイナーリーグのオープン戦が始まるころには、メジャーのほうからチームに残れなかった選手が徐々に落ちてきます。当然メジャーから3人AAAに落ちてきたら、AAAからAAに、AAからHigh Aにと連鎖反応のごとく選手が落ちてきます。Low A、High Aのロスターにいる選手たちは、スプリングトレーニングが終わって、フルシーズンのチームに残れるのかどうかが気になって仕方がありません。フルシーズンのチームに残れないとどうなるのか。。。。サラソタに残って、Extended spring training へ参加することになります。(Extended Spring Training に関しては後述。)マイナーリーグのスプリングトレーニングでも、ただ下のチームに落ちるだけでなく、解雇される選手も出てきます。マイナーのオープン戦は、バスで15分のオリオールズ、20分のパイレーツ、1時間15分のツインズとレッドソックスとしかやりません。この中でオリオールズだけは、マイナーのスプリングトレーニングはサラソタで、メジャーは東海岸と分かれている唯一の球団です。

マイナーのオープン戦がある日は、AAAとAAがロードでパイレーツに行ったら、High AとLow Aがパイレーツからレッズのキャンプ地に来るといった感じでホームとロードに分かれます。メジャーと同じように最初のうちスターターは2回ぐらいしか投げません。あと、メジャーの選手がこの日に試合で投げたいんだけど、メジャーのオープン戦はロードで試合があったりすると、メジャーのピッチャーがAAAの試合で投げたり打ったりします。そうなると、AAAで投げる予定だった選手はAA、AAはHigh Aと当然連鎖反応が起こります。メジャーのピッチャーがマイナーで投げるときに、マイナーのHigh Aと、Low Aがホームだったりすると、High Aのバッターがメジャーのピッチャーと対戦するわけです。去年は自分の受け持ちのHigh Aのチームがツインズに行った時に開幕投手を務めたこともあるBrad Radke がうちのチームを相手に投げて、4回ほど手も足も出ませんでした。どうせスプリングトレーニングなので、試合はとっとと速く終わってくれたほうがうれしいのですが、、、

Extended Spring Training

スプリングトレーニングも残すところあと1週間といったころに、Extended Spring Training に参加する選手がやってきます。この時期からスプリングトレーニングに来るほとんどの選手は、ドミニカやベネズエラから送られてくる若い選手ばかりです。Low Aのロスターから外れて、Extendedのロスターに落ちてきた選手もこの時期からExtendedの練習に参加します。やることは最初のうち同じですが、4月の頭にスプリングトレーニングが終了して、AAAから、Low Aのロスターに残った選手たちはそれぞれのチームがある都市へと移動していきますが、Extended spring trainingはサラソタでまだまだ続きます。基礎練習、ブルペン、紅白試合をこなして、2週間ほどするとExtended Spring Training Gamesが始まります。マイナーリーグのスプリングトレーニングで使う施設はそれぞれの球団が一年中使用して、ショートシーズンの試合が始まるまではExtended Spring Trainingが続きます。

 

一応Spring trainingと名前がついていますが、6月の頭まで50試合近く日曜日以外は毎日試合です。ショートシーズンの所属する選手はもちろん、スプリングトレーニングの間に怪我して、出遅れた選手などはフルシーズンの試合に出られように回復するまでサラソタでリハビリを続けて、試合に出ます。このときは先ほど述べた年齢制限は一切なく、打つほうも9人じゃなくてDHが二人いて10人で打ちます。Extendedの試合は毎日12時に始まるので、選手は8時ごろからのこのこ球場にやってきます。試合が終わって帰るのは4時ごろ。試合を見に来る観客などもちろんいません。初めて飛行機に乗ってドミニカやベネズエラからやってきた18歳ぐらいの子供たちは右も左もわからずに戸惑っています。

 

同時に、最近手術をした選手や、シーズンが始まってから怪我をした選手はサラソタにやってきてリハビリをします。去年からレッズでは手術が必要になった選手全員リハビリをサラソタでやらなければいけないというルールを作りました。それまではみんな家に帰って、家の近くのクリニックでリハビリをしていましたが、それだとめちゃめちゃ高くなるのと、田舎の選手では質のいいPTが家の近くにいなかったりすると次の年のスプリングトレーニングに、ぜんぜん準備のできていない選手がいたりしたので、家に帰ってリハビリをしたい選手は、自費でやらなければいけなくなりました。その代わりに、サラソタに1年中リハビリだけをするPTを一人雇いました。しかし、9月になってみると、このPT一人で24人もの選手の面倒を見ることになってしまい、あまりにも大変なので、私にレッズからフルタイムの仕事が回ってきました。シーズン中は今までどおりチームをひとつ任されますが、オフシーズンにはこのPTを手伝って選手のリハビリをします。

6月の頭にドラフトがあり、その1週間後に、ルーキーチームに所属する新しい選手はサラソタに集まってきます。Advanced RookieのBillingsに行く選手はExtended Spring Training が終わったあとにビリングスへと移動します。ドラフトされて、ビリングスに所属する選手はそのままビリングスへ集合します。GCLが始まると、GCLに所属する35人のほか、リハビリが10~15人ほど。合計で50人ぐらいはまだサラソタにいることになります。GCLでも相手になるチームはスプリングトレーニング、エクステンデッドと変わりません。日本ではスプリングトレーニング地は本当にスプリングトレーニングでしか使用しませんが、こっちではその施設を1年中フルに活用します。18歳のルーキーが毎日試合する環境を安く提供することのできるGCLは非常に有用です。アリゾナでスプリングトレーニングを行う球団も同じようにExtendedとAZL(Arizona League)があります。違うことといえば、夏場のアリゾナで、午後2時3時に野球をやるなんて自殺行為なので、試合は毎朝10時に始まります。選手が球場に朝6時に集合だったりしますが。。。当然アスレチックトレーナーは4時とかに出勤してます。

 

マイナーリーグスプリングトレーニングの一日

6時半に出勤4つのフィールドに水と紙コップを用意。ウエイトルームの外にゲータレードのクーラーを6つほど用意。

7時半ごろから選手がぼちぼちやってきて、ストレッチ、テーピング、US、E-Stimなど治療も行う。

9時半から全体でのストレッチ。オープン戦が始まるまではストレッチのあとに練習開始。8つぐらい基礎練習のステーションを用意して、15分おきにローテーション。ピッチャーは半分がBPの間外野でボール拾い。半分がBPの間ブルペンで投球練習。12時ごろに練習は終了。

12時ぐらいからウエイトトレーニングがある選手はウエイト、ない選手はおしまい。

練習後のリハビリ、治療のあとトレーニングルームを片付けて一日終了。

オープン戦が始まると、

9時半のストレッチのあとロードに行くチームはすぐBP。BPの後バスで移動。ホームのチームはその日その日で違う基礎練習のあとBP。BPのあとお昼ごはんを食べてから試合。

試合のあとコンディショニング、筋トレなどある人はやって、なければ終了。大体全部のリハビリ、治療が終わって、トレーニングルームを片付けて終わるのは5時ごろ。

これが2週間ぐらい続きます。オープン戦が半分ぐらい終わったら、一応一日だけ試合がない日がありますが、午前中だけ基礎練習、ブルペン、BP、もしくは紅白試合をして、2時か3時ごろに練習は終わります。スプリングトレーニングの間は大体家帰って飯食って寝るだけです。飲みに出たりしたら、次の日の朝寝ぼけ眼で選手が来るまでコーヒーをすすることになります。

マイナーリーグチームの運営

マイナーリーグのチームはいくつかの例外を除いてそれぞれメジャーリーグのチームが持っているわけではありません。たとえばレッズのLow A チームDayton Dragons (デイトン ドラゴンズ)  はMandalay Sports Entertaiment と言う会社が所有しています。この会社がマイナーリーグの選手が試合をする場所を提供する代わりにレッズは選手を提供します。当然選手の契約金や給料はレッズが出します。チームがロードに出るときのバス代、ホテル代などはドラゴンズが払います。ボールやバットなどはレッズとドラゴンズと折半。選手がほかのチームへと移動するのは、レッズがコントロールするので、ドラゴンズは与えられた選手が気にくわないからと解雇したりすることは当然できません。

2003年のシーズンからレッズのHigh AチームはPotomac Cannonsとなったわけで、その前の年まではカリフォルニアリーグのStockton Ports でした。 マイナーリーグフランチャイズとの提携は毎年どこかで変更があります。中にはBillings Mustangsのようにレッズとの提携を30年も続けているフランチャイズもあります。

マイナーリーグチームの運営もピンからキリまであって、デイトンドラゴンズは4年前にチームができてから、すべての試合のチケットが売り切れ状態になっています。スタジアムも観客収容人数は9500人程度と少ないものの、超一級品の施設で、野球を見る以外にも子供たちが遊べる場所を提供し、食べ物もおいしく観客をひきつけます。チケットはすべて売り切れでも、雨が降ったりすると来ない客も多いわけで、平均観客数は8500人ほどです。これはマイナーリーグ全体を通じてもトップ5に入る数字です。Low Aという野球のレベルを考えたら、これはすごい数字です。ちなみに自分が担当のPotomac Cannonsの平均観客数は1800人ぐらいとなっていますが、これはかなり水増しされた数字で、本当のところの数字は1000人ぐらいではないでしょうか。これは平均1000枚のチケットが売れたわけで、実際に球場に足を運んだ人の数は800人ぐらいになるのではないでしょうか。シーズン初めのころ小雨が降る寒い夜には、数えられるぐらいしか観客がいませんでした。確か70人ぐらい?だったような気がします。

ドラゴンズがピンだとしたら、キャノンズはキリですね。

このような格差がどうして起こるかといったら、たくさんの要素が関係してきます。まずチームを持っているほうから見てコントロールできないもの、もしくはコントロールしにくいものは、

1.チームの勝ち負け
2.球場の立地条件
3.施設の良し悪し

 

などがあげられます。親球団が、いい選手を送ってこない限り、勝てないわけで、勝っているチームのほうが負けているチームよりも観客は集めやすいです。古くて繁華街から離れている球場だったら、これまた観客は集まりにくいです。キャノンズの球場は、ワシントンDCの南30分ほどで、メジャーな道路からは10分ぐらい離れています。おまけに、DCのほうから試合にこようと思ったら、DCから帰宅する人たちの渋滞に巻き込まれます。郡の保有する球場を使っていて、周りにはほかの郡のオフィスビルディングがあり、ソフトボールのフィールドも3つあります。国道からは球場がまったく見えません。何にも知らなかったら、この国道を通っても野球場があることすら知らない人がたくさんいます。現に、シーズンはじめのころスピード出しすぎで、パトカーに止められました。球場のある郡で働く警察官ですら、キャノンズのことは知りませんでした。

コントロールできる要素は、

 1.宣伝、マーケティング、
2.アメニティー各種(きれいなトイレ、座席、 おいしい食べ物、野球の試合以外に楽しめるもの各種)

などがあります。ドラゴンズを所有するMandalay Sports Entertainment は、もともと映画会社です。トラの顔がマークになった会社ですが、映画の最初にタイトルが出てくる前に見たことがある人もいるでしょう。前にNBAでマーケティングをやっていた人がメインになって、この会社が最初に買ったチームがドラゴンズです。親チームがすぐそばにあるデイトン(シンシナティの北30分ぐらい)にはマイナーリーグの野球チームがありませんでした。ダウンタウンのど真ん中に、超一流のマイナーリーグスタジアムを建てて、すばらしいマーケティングを展開したMandalay Sports Entertainment の作戦がちです。ドラゴンズの成功を踏まえて、この会社はほかにもLas Vegas 51s, Frisco Roughriders, Hagerstown Suns, Erie Seawolves, などを買収しました。マイナーリーグの施設は当然レベルが上がればあがるほどよくなりますが、ドラゴンズのようにやり方、条件次第ではレベルが低くても大成功する要素はそろっています。

マーケティング、アメニティーは当然ながらお金がかかります。お金をかけたらお客が来るのか、お客が来てくれたら、収入も上がってお金がかけられるのか、この辺は野球に限らず、どんなビジネスでも頭をひねるところです。キャノンズのオーナーは2年前にレッズと提携する際に、2年後には新しいスタジアムができるからというのを約束していましたが、新しいスタジアムの影も形も見えません。一応ほかにも数人小さなシェアを持っているオーナーも数人いるらしいですが、このメインのオーナーは、新しいスタジアムを別の場所に建てるまでは今のチームにお金をかけることは一切しない主義のようです。チームのユニホームはもう5年ぐらいの着古しですし、クラブハウスのカーペットも穴だらけ。やる気があるのか!と腹を立てるどころか、あきれてしまいます。新しい球場も、本腰入れてお金を集めたり、自治体に掛け合ったら、すぐにでもできないこともないのでしょうが、今のところその気はないようです。

昔はメジャー球団がマイナーリーグのチームをすべて所有していました。それはそれで、将来のメジャーリーガーを育てるための環境をすべてコントロールできるのでメリットはありますが、そのための人を雇って、地元の町に掛け合ってスタジアムを借りたり、整備したりと面倒なことも出てきます。また、20-30年前ぐらいからでしょうか、マイナーリーグのフランチャイズの価値がどんどん上がってきたころから、面倒な球団運営をせずにフランチャイズを売却し始めました。平均観客数が1000人以下のキャノンズでさえ、フランチャイズとしての価値は100万ドルぐらいあるそうです。反対にアトランタブレーブスは今でも6マイナーリーグチームのうち、High A以外の球団をすべて所有しています。

さて、オーナー、マネージメント側が、本腰を入れて人気のあるチームを作ろうと思ったら、まず先ほど述べたコントロールできる要素を改善していきます。それでも客が入らない、もしくはあまりにもその他の要素が悪すぎるというときは、チームを丸ごと移動してしまいます。ドラゴンズがデイトンにできたときMandalay Sports EntertainmentはそれまでMid West Leagueに所属していたチームを買収して、デイトンに移動したわけです。新しいチームを作っても、そのチームが所属するリーグがなくてはいけないわけで、チームの移動の前に、既存のできの悪いチームを買収するのが先になります。チームを買収して、移動することにしたら、移動先に球場が必要になります。ドラゴンズのように新しいスタジアムを作ってもいいし、既存のスタジアムを使ってもかまいません。よい環境をメジャー球団に提供できれば、そのフランチャイズと提携したいと思うメジャー球団も多くなります。

前にも述べたとおりマイナーリーグにも7つレベルがあり、それぞれのレベルでいくつかのリーグがあります。8つから16のチームがそれぞれのリーグに属していて、リーグがそれそれ運営しています。それぞれのリーグの理事会に承認されれば、チームがそのリーグを離れてほかのリーグに行くことも可能ですし、ホームタウンを移ることも可能です。チームのオーナーがチームのプレーするスタジアムを所有していない場合、古いくたびれたスタジアムを離れるために新しいスタジアムを作るように掛け合ったり、それに応じない場合はチームの本拠地を移したりすることはしょっちゅうあります。現在AAAは2リーグに分かれていますが、97年までは3リーグに分かれていて、American Association というリーグもありましたが、この場合リーグ自体がなくなってしまい、ほかの二つのリーグに吸収されました。

それぞれのリーグは大体バスで移動できる範囲内に散らばっていますが、AAA、AAになると飛行機で移動することも必要になってきます。AAのイースタンリーグの場合一番東のはずれのチームはメイン州にあり、一番西のはずれのチームはオハイオで、直接この二つのチームをバスで移動するとなると、20時間以上バスに揺られることになります。AA,AAAになると観客数も多く、予算も増えるので飛行機で移動することも可能になりますが、レベルが低くなると20時間以上バスで移動するチームもあったりします。Carolina League, New York Penn League と South Atlantic League は地域が重なっていて、マイナーのレベルを通り越してチームがほかのリーグに移ることもあります。

今の所はこの辺で。また徐々にいろいろマイナーリーグの真実を書いていきたいと思います。多分。。。